SOLILOQUY別館

アクセスカウンタ

zoom RSS BL小説 「梨園の貴公子 〜外連〜」

<<   作成日時 : 2012/01/10 23:38   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ふゆの仁子:原作 円陣闇丸:絵
「梨園の貴公子 〜外連〜」 
リブレ出版





新進気鋭のカメラマン・尾上浅葱の年下の恋人は、歌舞伎界の御曹司・常磐彦三郎。
家柄・容姿才能・人気共にトップクラスの常磐は、怖いぐらいの情熱で自分を愛してくれる。
その常磐に有名女優との熱愛報道が!
その上、歌舞伎界の重鎮である常磐の父が緊急入院。
『梨園の御曹司』を恋人に持つことの意味を改めて考えた浅葱は、常磐の痛いほどの抱擁を振り払うが…!?
シリーズ書き下ろしに、人気女形と興行主の秘密を描いた短編を収録




前作、色悪の感想はコチラ


前作も面白かったですが、個人的に今回のは面白かったー!!
他にやらなきゃいけない事があるのに、どーにも読むのを止められず一気読み。
ガッツリ読ませて頂きました。



私が、もともと歌舞伎スキーの母の影響で歌舞伎が好きな事もあるんでしょうが、ふゆのさんの作品の中でもトップ3に入るくらいお気に入り。

和彦さんには酷かもしれませんが、CDも続きを出して欲しいな〜




さて、今回は・・・

役者として成長株の常磐
写真集を出す話から密着していくうちに、常磐のいろんな面を知る浅葱。
そして彼に強く求められ恋人同士になった2人。

未だに、自分だけを強く求めてくれ、自分だけに甘えた面を見せてくれる
じっくりと。そして自分達さえ強い意志で結ばれていれば大丈夫だと思っていたこの恋。
しかし、それだけではいられない現実を今回突き付けられるーーー



仕事でアメリカに行った帰りの飛行機の中。
一緒だった虎之介の不可思議な言動から何かあった事を察した浅葱は、雑誌に常磐と女優のスクープ記事を見つける。

空港で浅葱を待っていた常磐に聞くと、利害が一致したので付き合ってる事にしているだけで、なんでもないと言う。
もちろん、その言葉を信じているが何とも言えない気持ちにさせられる。


それ以上に大変な事が起きた!
常磐の父が顔見せの場所で倒れ、緊急入院してしまったのだ。

お見舞いに行く浅葱
そこで、常磐の父、彦十郎からこれから蓬莱屋を背負って立つ事になる息子を守る為、浅葱に別れて欲しいと切り出してきたのだ。




こんな内容で、今までとはちょっと違う。
今まで以上に、こういう名門の家に生まれた者との恋につきものの問題にぶち当たります。
さらに、今回は、アメリカでカメラマンであり映像の方面で名を馳せているダグラス。
彼が、浅葱の撮った常磐の写真集ですっかり惚れ込んだ浅葱と仕事がしたくて日本にやってきます。
さらに彼は○゛イ。

今回の常磐は様々な問題を抱えていて体調も万全じゃないなどいろいろ重なって、今までと少し言動が違う。
そんな彼を支えようと必死になっている浅葱の姿に、思わず「自分にしませんか?」と言ってくる等々・・・


結局、彦十郎の気持ちを考えても常磐の為にも距離を置くと宣言する浅葱。
それに対し、乱暴なのに悲しみしか感じられない行為を強いる常磐。

さて、この2人の恋はどうなる?  なんですよね。




こんな展開ながら、安心して読めたのは、2人の心に揺らぎが無い事。
一瞬、辛すぎて浅葱がダグラスに縋りそうになるんですが、常磐の為にキッパリ断ってるし。

私も、正直「常磐と同じ気持ち」と言いたいところですが、
浅葱の距離を置く=別れるではない事

でも、これに関しては「だったらどうするつもりなの?」と詰め寄りたい感じですが、会わない。でも、別れないって・・・
その辺、このまま常磐が最高の演技で父親に浅葱に言った言葉を撤回させられなかったらどうなってたか?ちょっと読んでみたいような嫌なような
(複雑なファン心理/笑)

でも、ストーリーの流れ的には実に丁寧で無理が無い流れで。
読みやすいしドキドキしたし。
前回よりもこっちの方が私は好きでした♪



円陣さんの絵がまた素敵でしたねー!今回も。
ただ、もしかして円陣さんの絵って和物(髷を結った姿とか)には合わない絵?
「女殺油地獄」を演じ終えた後の常磐の絵があるんですが、見慣れないからか?その1カットだけ・・・(^^ゞ



そしてラストに載ってた紫川と竹林の現社長・根岸との秘めた恋も面白かったです。

紫川は常磐のいとこ
2人の仲は気付いていてちょっとイタズラめいたお茶目な言動を取る人。
この人をずっと好きで好きでたまらない根岸。

この人は、紫川に阿古屋を演じさせたいが為に、父親が提示してきた条件を全て飲み、今がある人。
その為に結婚までしている。
だけど心はずっと一途に紫川だけ
(なんか、奥さんもお気の毒な気がしますが・・・)


「一生・・・・・・離してなんかやるものか」

これが紫川の最大の愛情表現

「最低なのは私ですよ・・・志信」

これが根岸の最大の愛情表現


絶対に公にしてはならないし、常磐と浅葱のとことはまた違う。
片方が結婚しているだけにいばら道過ぎる2人だけど、2人にしかわからない強い絆があるみたいだし・・・

もしかしたら、常磐達のトコはお父さんを説得できたわけだし。
今度の続編は紫川のトコって事にならないかしら?









今日はコミックスを5冊ほど読みました。
これらも近いうちに感想が書けたらいいんですけど・・・




にほんブログ村 漫画ブログ BL漫画感想へ ←よろしければ1クリックお願いします 励みになります

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文
BL小説 「梨園の貴公子 〜外連〜」 SOLILOQUY別館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる