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zoom RSS BLCD 「あめの帰るところ」

<<   作成日時 : 2012/11/25 23:15   >>

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朝丘戻:原作 テクノサマタ:絵
「あめの帰るところ」 
コミックハウス/ascolto





【キャスト】


椎本千歳 CV:梶裕貴
能登匡志 CV:日野聡
ほか



こんな別れの為にキミと、恋をした訳じゃないのに──


「離れたくないって想ったら、寂しくなったよ」そう告げたのは、飄々として不躾で、どこか寂しげな予備校講師の能登先生だった。高校生の千歳は、優しすぎる彼の恋心に翻弄されながらも、幸福な時間を積み重ねた。ふたりきりの教室、一緒に見た花火、朝焼け……。けれど、それは一瞬にして千歳の中から消失した──…。恋を初めて知った能登と、恋を忘れた千歳の抗えない想いは……。





久しぶりにCD聞いて涙しました。



冒頭、愛しそうな声で先生の留守電に声を吹き込む千歳の声でスタート。

そんな2人の初めての出会いは、受験生である千歳が通っていた予備校で、マン・ツー・マンの担当講師が能登。

「生徒の名前は覚えない」

よくある先生の態度とは全く違う能登の言動。
言えばああ言えばこう言うという感じで。
そんな能登を初対面で千歳は叱った。(というよりは責めた?)

だが、自分を叱ってくれたと能登は千歳に興味を持った。


「あめ(飴)ちゃん」

他人にあまり興味が無いのか?今まで生徒の名前を覚えた事が無いと言いながら、自己紹介された際に千歳=千歳飴を連想し、一発で覚えてしまった能登は、千歳を「飴ちゃん」と呼び始める。

実は、父親に「自分を叱ってくれる人がいたら10の事を学ぶまで感謝し続けなさい」と言われていた。
でも、この年まで意味を理解する事はなく。
あめちゃんと出会って初めて理解した能登。
好きだと自覚した途端、まるで転がるようにあめちゃんへと気持ちが溢れ。自分の気持ちを告白し愛を囁き続ける。


千歳の方は、最初は能登の告白と愛の囁きと優しさに戸惑うが、少しずつ能登の心に包まれながら、合格と共に能登の気持ちを受け入れ身体の関係も持つ。


そこからはとにかく幸せ過ぎる2人の時間。

2人っきりの教室。
一緒に見た花火。
一緒に見た月曜の朝やけ。
動物園・・・水族館・・・全てが2人のの素敵な思い出になった。

そんな折、千歳は留学する事に。
喜んで送りだした能登
毎日のようにかかってくる電話。
距離は離れていても2人は幸せ


ところが、数週間前
冒頭の留守電を最後にあめちゃんの連絡が途絶えた。
心配でとうとう彼の無事を調べに来た能登。
そこで彼は自分の事を「知らない」と言うあめちゃんと出会う。
傍らには彼女らしき女子大生がいて。

実は、彼は事故に遭い記憶を失ってしまったのだ。
その際に携帯も壊れてしまって。
最初は必死に2人で行ったところなど並べるが、

「あめちゃんはもういないのか・・・」

自分との事はすっかり忘れてしまったあめちゃん
それでも、記憶を失ってしまった事で誰かを傷付けてるかもしれないと思い悩んでいるあめちゃん。
でも、こういう事態の際には連絡など来ない自分たちの間柄。
男同士
どうして「自分とは恋人同士だったんだから」と言う事が出来ようか。

「生まれ変わったんだから」

新しい彼女と幸せに・・・
自分が求めるあめちゃんはもう亡くなり、今目の前に居るのは・・・ちいさん(記憶を失った千歳につけた新たな呼び名)

しかし、ちいさんはいくら能登が京都に引っ越す事で距離を取ろうとしても、何か感じ取っているのか?彼女との時間よりも能登との時間を優先したがり。
でも、話せば話す程「あめちゃん」じゃない事を自覚させられるばかり。

結局、泣いて縋る千歳を置いて京都へと出発する能登


しかし、すぐに荷物が届いたかと思うと千歳が現れて。

「俺とあめちゃんの思い出まで汚さないでくれっ!」

我を通そうとする千歳を帰れと叱り、追い出す能登
扉の外で泣きながら謝り、諦めて帰っていく千歳
その直後に車のブレーキ音が聞こえて・・・





物語の半分は本当に幸せな展開で。
あまりに幸せそうなので後半、片方が死ぬか記憶喪失になるか・・は想像出来ました。

最初、能登の不思議ちゃんっぽい言動にちょっと面喰ったり。
どちらもポワポワした性格だったので、最後まで聞いてどんな感想を持つかな〜?とは思いましたが。

どうしてあんなに能登が千歳にだけ興味を持ち、愛情を持ったのか。
細かな心情は原作を読むともっとわかりやすいのかしら?

きっとただ叱ってくれただけじゃない何かがあったんでしょうね。
自分を人にしてくれた存在とありましたが、それでも千歳以外はやっぱり相変わらず興味の対象外だった能登。
年は下なのにポヤンとしていながら、ヤル時は結構積極的で、そしてまっすぐで。
結構器の大きさも感じる千歳。

でも、聴きどころはやはり千歳が記憶を失ってしまったところからでしょう。

特に残された能登の切ないまでの心の声と、それを抑えて「ちいさん」として接する言動。
それもこれも「千歳」の幸せをただただ思っていて。
でも、自分を人に変えてくれて。嫌いだった月曜の朝やけを大好きに変えてくれた唯一の人・あめちゃんを思う気持ちは1つ1つの言葉がもう泣けそうで。

「バイバイ」

この言葉で涙がブワーーッと(´;ω;`) 


最後、いつ、記憶が戻るか?と待ちながら聴いていて。
ブレーキ音に「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!」と思いながら聴いていたんですが、
実はよくありがちな展開ではなく

猫を助けようとして
でも、それがきっかけで記憶を取り戻したわけじゃなくて。

でも、もしかしたら千歳を今度こそ失ったかと思って飛び出してきた能登は、あめちゃんでありちいさんである『千歳』を受け入れる事にしてハッピーエンド。

王道じゃないハッピーエンドというのも気に入りました。
こういうのって王道路線も楽しいけど、「都合よく記憶を取り戻すなぁ」とも思っていたので。


全体的にはとても淡々としていて
BLテイストのおとぎ話でも聞いているみたい。
でも、台詞に言霊を・・と書くと大袈裟だな〜。
でも、なんか上手い表現が出てこないんですけど、とにかく台詞の1つ1つにグッ!ググッ!ときちゃったんです。

それは今回キャスティングされた日野×梶のお2人が素晴らしかったのが大きかったかな。
原作未読なので、既読の方とは意見が違うかもですが、キャラと声が合ってたと思いますし。
フリートークで、収録前に読んだ時に泣きそうになって。
収録でも込み上げるものがあったと仰ってた2人。
その気もちを台詞に上手く乗せてくれてたと思いました。




原作は口語体のようなので、原作を読んだらどんな感じなのか?
でも、割に評判がイイみたいなので読んでみたいなと思っているところです。








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